2008 September

Paris

   
 
 
ようやく長いヴァカンスが明け、懐かしい顔がパリにも戻って来る。シャンパンバーのデザインで、ランス市から勲章まで頂いてしまったというY氏、久しぶりにお宅へお邪魔する。小さなネゴシアシオンのシャンパンをいろいろ試しているとあって伺うのも楽しみ。お料理もお好きなご夫妻なので、何をあわせて頂く?

 

Paris

 
 
 
ピアノの音楽セラピーをやっている友人はイタリアでもヴァカンスだったとか。「トリノのボンボン」としてこんな小さなお菓子が有名なのも面白い。パッケージも美しく、何種類ものフレーヴァーや、詰め替え用のケースまである!

 

Paris

 
 
 
グランパレで今年は「サロン・ド・コレクショナー」ではなく、ビエンナーレとして、アンティークの 祭典は始まる。OPENNINGは物々しい警護で某政治家の登場で招待状を持っていても入れない方々で入り口はごった返す。カクテルも例年になく豪華で、 入り口から友人のブースまでに次々とサーヴィスが来る。スウィーツも有名ショコラティエの競演?と思うほど。

 

Venezia

   
 
 
久しぶりのヴェネツィア。朝早い便だったのでランチもすでに「ホーム」にて。今日入ったという伊勢エビなどを見せて頂きつつ、プロセッコを頂きつつテーブルを待つ。こんなブーケのアイディアは早速まねしてみようと思う。まるでヴェネツィアングラスで出来ているような唐辛子。セージのほのかな香りもいい感じ。

 

Venezia

   
 
 
何十回とヴェネツィアには来ているけれど、始めて来た時の感動は忘れられない。アンティークのこのビーズ屋さんとももう10数年のお付き合い。直接私の仕事には使わないけれど、いろいろな歴史を聞きながら一粒ずつ選ぶのも楽しい!

 

Venezia

 
 
 
いつも泊まらせていただくD教授のお宅の前の「八百屋さん」。もはやすっかりおなじみで、ラディッキョやイタリアンタイプのアーティチョーク、少し日持ちのするお野菜を帰る前に買う。パリに帰るとやはりヴェネツアで買って行くオイルと共にちょっとイタリアンなテーブルに。

 

Paris

   
 
 
先生のお宅の裏にあるグロサリーではいつものカッペリ=ケッパーを。粒が大きくて、風味、と言うより「ケッパーを頂く」と言う感じ。お魚のグリルや、ちょっと脂っこい子羊にも合うし、オリーブオイルに漬けてもまぶしてあるお塩で微妙な味も出るので、我が家のイタリアンのテーブルにはマスト・アイテム。

 

Bruxell

 
 
 
ヴェネツィアからパリに戻ってすぐ、週末はブリュッセルで過ごす。といっても、そこはヨーロッパ、TGVで1時間と少し。あっという間についてしまう。今日は国の保護する歴史的建造物を公開する日なのでどう?と、ブリュッセル大学のT教授ご夫妻のオーがナイズで、アール・ヌーボーの建築家、ヴィクトワール・オルタの作品を見に行く。日帰りで充分なのでTGVに乗る前にちょっぴり街を歩く。ベルギー・レースとチョコレート、どちらもベルギーの名産だけれども、この美しいチョコレート・・・。頂くのはためらわれます。

 

Bruxell

   
 
 
美しいアール・ヌーボーを本当に息つく暇もなく、それもマニアックな解説付き(?)で見続けて、少々バテ気味。カフェでベルギー・ビールでも飲む?あ〜、本当に美味しい・・・!ラベルもアール・ヌーボーの街らしく、美しい!

 

Paris

   
 
 
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オルタの見学中にデジカメを盗まれると言う惨事に遭った私。皆さんが心配して下さるのでそうそう落ち込んでいるわけにも行かず、苦しいところ。なんとか気分を持ち直して帰りのTGVに乗る。奥様の持たせてくださった、コレまたマニアックな「ポルトガル移民のアーティザナルなお菓子」とやらがことのほか美味しい!
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